2017年10月4日水曜日

「英語やプログラミングの前に日本語力が必要」かについての個人的な意見

昨日の話を踏まえての、では私はどう考えるか、という話を書いていなかった。

英語とプログラミングを同等に考えるというのは乱暴すぎるので、まずはプログラミングから。

中学校で、もしくは小学校で一律にプログラミングを授業として取り入れる、というのはあまり効果的ではないのではないだろうか。必ずしも全員が必要とする技術ではないし、後からやっても十分身につく。中学校からの教科の理解に役立つわけでもない。

それ以前に、基本的なワープロや表計算、プレゼンなどを全員が体験、ないし多少なりとも習得できるように、もっと通常の授業にパソコンを取り入れていくべきだろう。

その上で、Scratchなりなんなり、やりたい子どもは自由にやれるような仕組みを用意してやればいい(クラブ活動とか)。



自宅での取り組みに関しては、子どもがコンピュータやプログラミングが好きだったり、向いていると思うのであれば、存分に取り組ませるのをお勧めする。

国語なり読解力なりとはまったく違うベクトルの知的能力で、お互いに干渉しあうことはないだろうし、片方を育てたからといって、もう片方が伸びない、ということでもない。

スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツが自分の子どもにスマホを使わせなかったとかいう逸話があるが、そういった億万長者の家庭に育った子どもは、基本一生働かなくても何不自由なく暮らしていける。子育ての目標も一般家庭とは全然違うだろうに、必要以上に真似してもしかたない。

一方、親の信念の元、パソコンもタブレットもスマホも使わせない、というのもまた一つのやり方なのだろう。賢い子なら必要になれば大学生からでも訓練できる。

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