2017年5月15日月曜日

国語の指導方法、本気で考えてみる:その2

以前、「国語の指導方法、本気で考えてみる」という記事で、中学受験国語の勉強法についての解説本を紹介した。

今回は2冊目のこちら。読んだのは後だけれど、実のところ、レベル的にこちらを最初に読むべきだ。

<中学入試>国語の読解は「答え探しの技(ワザ)」で勝つ!国語を味方の教科にして受験を制覇しよう!国語の読解は「答え探しの技(ワザ)」で勝つ!国語を味方の教科にして受験を制覇しよう!


この手の本にありがちだが、著者は塾講師(現在は経営者)。

書いてある内容は前回紹介した本よりも基本的で、今のなおにぴったり、という感じだった。

解答のプロセスを、問題文を読む、設問を読む、答えを探す、という3段階で説明していて、特に「設問を読む」部分について丁寧に説明しているのが良い。

基礎的なことだけれど、設問に含まれる条件(「あてはまらないもの」)などを見落とす小学生が非常に多い、といった話を読むと、ああ、うちの子だけじゃないんだ、とほっと出来る(笑)

内容量は少な目だが、だからこそ無理なく消化できる内容になっている。

家庭で親が中学受験の国語を教えよう、という場合、指導方法に自信がなければ最初の1冊としてお勧めだ。

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