2017年1月12日木曜日

WeDO2.0のまとめ&LEGOの新製品、BOOST

STEM教育のために、というよりは親の趣味で、STEM教育に関連した教材や玩具を色々購入してきた。

昔から定番のロボティックス教材、MindStormは対象が10歳以上、実際には中高生以上で、小学生が一人で自力でなんとかするのは難しい(10歳以上なら、本人の興味と能力次第)。

LEGOのWeDoは小学生から使える教材で、まず初代のバージョンをなおが小学2年生のときに購入して散々遊んだ

その後、MindStormの玩具版、EV3も購入したが、これはおもちゃとしての遊び方以上には踏み込まず。

アメリカに来てからは、おもちゃが何もないことだし、と購入したWeDoの新版、WeDo2.0を購入

結局、購入した後、レポートできていなかったので、ここで簡単にまとめておこう。

まず、基本的には2.0は初代WeDoを置き換える商品なので、初代で拡張パックまで買って一通りこなした我が家では、あまり十分に活用できた、という感じではなかった。

初代からの進歩は、ワイヤレスで動くようになったこと。

ただ、プログラミングで出来ることに進歩がない(たぶん)上に、本体に接続できるモーターやセンサーが2個に減ってしまった(初代は3個)し、モーターがひとつしか付属しないので、逆に作れるモデルの機能は減ってしまった(あ、初代も1個だった)。

我が家では、初期購入特典としてアナウンスされていた、ダウンロード版の学習ガイド(カリキュラムパック)を使ってみた。

基本レッスン("Getting Started")とプロジェクト("Guided Project")があり、基本の方は1.0の経験者には不要。

なおは、ワイヤレスなだけで基本大して変わらないことが分かると、レッスンには大して興味を見せず。それでも、時間が余ったときに親子で適当に進めて、8個のプロジェクトのうち7個まで終了した。

プログラミングによる制御そのものはものすごく単純で、課題は簡単にクリアできてしまう。

他には、"Open Project"といって、「こんなことをしてみましょう」といったアイデア集のようなものもあるが、さらに詳細な教師向けガイドがない限り、このままでは家庭では使えず。

もし、子どもが本当に興味をもったらいくらでも遊べそうなので、本当に子ども次第だろう。

なおは、歯車や変わったパーツのあるLEGOとして、適当にブロックを組み合わせて遊んでいたので、一応おもちゃとしての役目は果たした。

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こんな感じでロボティックス教材のマニアのようになっている私に気になる新商品が!

LEGOから"BOOST"なる商品が発表された(日本語での紹介記事)。

ぱっと見た感じ、WeDo2.0と同じようなハードウェア・ソフトウェアを使っている。

WeDo2.0は教材だが、こちらはおもちゃというのが一番の違いで、この製品を買えばロボットやローバーを含む5つのモデルを作ることができる。

また、プログラミング要素もかなり簡素化されていて(WeDoでも簡単だったけど)、それぞれのモデルに合わせて簡単に楽しめるようになっているようだ。

気になるロボティックス要素だが、オフィシャルなリリースを読むと本体に傾きセンサーが内蔵され、色&距離センサー、モーターが一つずつ付くらしい(最初モーターが3つかと思ったが、勘違いのようだ)。

モーターがひとつでどうやってロボットやローバーを旋回させるのかわからないが(スクリーンショットには右前方に進ませるコマンドが見える)、モーターユニットはひとつでも中に2つ内蔵しているとかだろうか。

オフィシャルによると、対象年齢は7歳から。10歳では物足りないかもしれない。

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我が家の場合、帰国までまだ時間があるので、もう少しWeDo2.0で遊んでおきたい。

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