2016年9月10日土曜日

子どもにとっても異文化は大変

なおはあまり物怖じせず積極的なタイプなので(遠慮できないともいう)、今回のアメリカ滞在が始まる前は、アメリカに慣れ過ぎちゃって帰りたくないといわれたらどうする?などと聞かれたこともあった。

滞在期間が半分近く過ぎた現在、なおの気持ちはどうかというと、正直なところ日本に帰る日が待ち遠しいらしい。

適応は比較的問題なく、夏休み前も学校でのトラブルはあまりなかった(調子に乗ってしまうという問題はあったか)。仲の良いクラスメイトも出来て、なおを見ると嬉しそうに声をかけてくれるし、なおもクラスメイトの顔と名前はだいぶ覚えていて、ちゃんと声をかけている。

小学校に行きたがらないということもないし、日々の様子も楽しそう。

ただ、やはり日本の友だちの方が「馬が合う」ようだ。

今なおが自宅で楽しんでいる日本の漫画もアニメもわかってもらえないし、ユーモアのセンスも違う。日米、どちらのユーモアも身につけて欲しいと思っていたが、実際には両方同じようにというのは難しいようだ。

この前は、一番仲の良い男の子と学校の外で会ったときにハグされて、なおがガチガチに固まっていた。

その様子が、私がアメリカで暮らし始めたときにハグされて固まったときとそっくり!

なおの様子を見ていると、3歳の頃から英語を使い始めて、8歳のときには半年アメリカで暮らしても、やはり根っからの日本人なのがわかる。

海外で長く過ごした帰国子女の問題としてアイデンティティの危機があるようだが、なおの場合滞在が短いこともあって、あまり関係なさそうだ。入試関係で「帰国子女」として扱われるのは滞在期間が2年間以上の場合が多いのも頷ける。

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