2016年8月25日木曜日

得点力をつけるのではなく、流暢性を身につける国語の学習&週間読書記録(8/15-8/21)

我が家での国語の取り組みは、基本的に中学受験対策ではなく、海外在住のためにどうしても不足する日本語への接触を効率よく増やすためだ。

自分で頭と身体を動かして「解決する」ことを繰り返すことによってのみ、学力が得られるというのが私の信念で、とりあえずは手っ取り早く問題集を使っての演習に頼ってしまっている。目標は、テストで点が取れるようになること、ではなく(まあそれも必要だけれど)、今後の学校生活で必要な、学習言語としての日本語の運用能力を高めること。

だからこそ、昨日書いたように主観と客観の区別がしっかりついていない文章を題材に使ったりする国語業界が妙にポイントを外しているように感じられる。

これが中学受験そのものが目的であるのなら、「試験にでる」のだから、どんな内容であろうとも、高得点がとれるように訓練するのが目的になるのだが、純粋に言語の運用能力を上げるという視点からは、中学入試のための試験勉強は必ずしも最適解ではないだろう。

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今年度の国語の勉強をまとめておくと、

取り組み済み
取り組み中
今後の予定
上のリストでは、「毎日のドリル」と「くもんの小学ドリル」が難易度が一番低く、日本語に触れるという目的では十分だが、「考えさせる」という意味で十分な負荷がない。

「出口汪の日本語論理トレーニング」の3部作は最初簡単すぎるが、最後の応用編は良かった(一部、やりすぎの箇所を除く)。理科・社会・算数といった教科で、読解力がどう活きるか、実例を挙げて訓練できる。

予習シリーズのメインテキストは難しすぎて、正直我が家の目的には向いていなかった。基本演習問題集の方は、さすがに基本と謳っているだけあって取り組みやすく、しかも記述問題が結構含まれているので、好印象。

スタディサプリの国語(基礎)は、難易度的には悪くない(昨日書いたように、一部説明文の質が低く感じるが)。時間がないので説明ビデオは見ず、問題を解いて私が解説するのみ。

昔からずっとやってきているグレードアップ問題集も4年生の分を用意してある。このシリーズは中学受験は必ずしも考えているわけではないが、でも教科書レベルの問題は少し易しすぎる、という家庭をターゲットにしているようで、問題の難易度が絶妙で取り組みやすく、無理がなく、それでいて歯ごたえがある。

Z会グレードアップ問題集 小学4年 国語 読解 (Z会小学生わくわくワーク)Z会グレードアップ問題集 小学4年 国語 読解 (Z会小学生わくわくワーク)


Z会グレードアップ問題集 小学4年 国語 漢字・言葉 (Z会小学生わくわくワーク)Z会グレードアップ問題集 小学4年 国語 漢字・言葉 (Z会小学生わくわくワーク)


実のところ、予習シリーズではなくこちらを先にすべきだったか、とちと反省中だ。

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8/15から8/21は、「ガフールの勇者たち」の10巻と、ジョーク本のみ。

The Coming of Hoole (Guardians of Ga'hoole)The Coming of Hoole (Guardians of Ga'hoole)


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