2016年7月15日金曜日

素直な方が成績が伸びるとはいうけれど

中学受験についての世間話などで体験談で、「性格が素直な子は、伸びる」と良く聞く。

要は、教わったことを忠実に受け入れて消化していくのが大切、ということだろう。

では、素直ではない子はどうか、というとまさに、うちのなお。

間違えたときに、間違えたことを否定し、「できる!」といって、説明を聞こうとせずに自力で無駄にあがく。

そのくせ、そもそも問題をまともに読んでいない。「問題を読みなさい!」と指示すると「読んでる!」と怒る。

もう無限にこの繰り返し。

教えていても効率の悪いことこの上ない。

塾講師・家庭教師として小学生を教えたことはあるが、教えるのにこんなに苦労したことはない。親子という関係が良くないのが大きいとは思うが、頑固なのは間違いない。

賢いとか賢くないとかは抜きにして、やっぱりうちの子は中学受験に向いていないな、と感じるのはこのためだ。

中学受験のための塾に行けば、甘えは許されないし、他の子どもとの競争心も刺激されて、効率よく勉強できるようになるのだとは思うが、個人的な感情としては、それは我が家で求めているものではない。

ということで、ずっともやもやしてきたのだが、面白いTIMESの記事を見つけた。

なんと、ルールを破る子、親に反抗する子の方が、その後学業成績が非常に優秀だったり、高収入だったりする、という結果がある!

人生での成功に必要な、自分が正しいと思うことをやり遂げる強い意志、を備えている、ということらしい。

正直、なおはこの記事で紹介されている子たちほど自分の信念を貫き通すタイプではないが、それでも、頑固で反抗的な方が将来成功する、という調査結果があるのはほっとする。

記事における頑固な子どもを持った親へのアドバイスは、頭ごなしに叱りつけるのではなく、子どもの主張をまずは落ち着いて聞いてやること。

結局のところ、素直でも頑固でも、真面目でも適当でも、親切でも自分勝手でも、それぞれ長所にも短所になり得る。なおが自分の頑固さを将来良い方向に活かしてくれれば、と祈るしかない。

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2 件のコメント:

Yoshie@ママはTESOLホルダー さんのコメント...

うちの長男が同じようなタイプです。
中学に入り、テスト前に勉強を見てあげる機会が増えたのですが、
それはそれは大変です。

Timeの記事、面白いですね。
そうなればいいな〜と期待しています^^

なおぱぱ さんのコメント...

>Yoshie@ママはTESOLホルダー さん

自分の子は頑固でしかたがない、とかルールに黙って従わない、と困っている親御さんには、朗報ですよね。

素直な子、頑固な子、真面目な子、不真面目な子、適性が違うので上手く導いてあげられるといいのですが。