2015年6月11日木曜日

テストの得点と「学力」の狭間で

小学校の漢字の小テストで、毎回ちょっと間違えて90点あたりをとってくる。

我が家の場合、家庭学習で3年生の後半で習う漢字を先取りして教えているが、この労力を小学校で今現在学んでいる漢字の方に費やせば、おそらく毎回100点に近くなるのだと思う。

だが、我が家では、小学校のテストを100%にしようとするよりは、もっと違う方向で時間と労力を使っていこうと思う。

というのも、学力を育成する、という視点からは、学校のテストでの対策で100%を目指すのは、決して効率が良くないと思っているから。

ある学習項目があったとき、テストで90%をとるための学習時間を1とすると、100%をとろうとするとその倍の時間かかってしまう、という印象だ(実際には内容やテストの難易度で変わるが)。

100%にするために2倍の時間を使うよりは、90%でいいから、2倍の領域について学んだ方がいい。



漢字の勉強に関しては、日々の漢字ドリルをやっていたなおが、ふと「いつも同じ順番ってよくないんじゃないの?シャッフルしないと」といいだした。新出漢字を学ぶ際のドリルが、いつも同じものなので、復習する際に順番を手がかりに覚えてしまい、応用力がなくなるんじゃないか、と気がついたようだ。

まさにそのとおり。

ただ、まだ覚えたてなので、とりあえずは、一通り新しい漢字を覚えるのが先であると説明しておいた。

一通り練習し終わる秋からは、別のワークブック(ここで紹介したもの)などを使って、さまざまな用法を覚えていく予定だ。

最近の大きな進歩としては、習っていない漢字をやるのは嫌と言わなくなったこと。むしろ、僕は(3年生)後半の漢字をやっている!とちょっと得意気だ。



ただし、字が汚くなりすぎて、漢字の細かい部分にしっかり注意を払わなくなってきているので、このあたりで改めて気をつけることにした。

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