2014年1月10日金曜日

知育の方針:広く浅くか、狭く深くか

「天才少年の育児に学ぶ」という記事を書いてからずっと考えていることがある。

私の理想とする教育というのは、子ども自身の好奇心を原動力に、自分で学びたいことを探して学んでいける、というものだ。

この天才少年の育った家庭環境を聞くと、そんな感じの理想の家庭のように思える。自分の子が天才でもないのに、天才少年の育児を参考にしても仕方がない、というのはさておくと、我が家ではどうしても、親が与える形での教育が多いなあ、と反省。

子どもの個性もあると思うのだけれど、なおはあまり何か特定のモノやコトに興味を持って探求するタイプの子どもではなく、なんでも興味を持つけれど、あまり長続きしないタイプだ。

だから、映像も、一応なおの興味を惹くようなもの、という制限はあるものの、科学(理科)や歴史・地理(社会科)を幅広くカバーして知識の底上げを行うような環境作りを行ってきた。

子どもが成長していくある時点で、できれば、自分から関心を持って色々なことを調べていくような子どもになってほしいな、と思っているのだが、そのタイミングが難しい。

今自由にさせると単にテレビでバラエティ番組を見て終わってしまうような気がする。

まずは関心を持てるような十分な知識の素地を作ってやれば良いと思っている。

***

ちょっと関連するが、将来、何かを自分で調べよう、と思ったときに、英語でも調べられるだけの十分な資料をある程度家に用意しておこう、と思う。

そのために色々と買いそろえているのが図鑑・事典類だ。

私のクリスマスプレゼントとして購入した本の第2弾がこちら。

Where on Earth?Where on Earth?


アマゾンでは対象年齢が4-8歳となっているが、実際には9ー12歳が適切。中身が見られるので、購入前に確認して欲しい。

「新しい視点で学ぶ世界地理」というコンセプトの本で、自然、文化、科学技術、社会といった色々な側面で世界を俯瞰し、今現在の「地球」を理解しよう、という本。小学生のうちからこの本に出会うと世界観が変わるのでは、と思える。

なかなかのボリュームでこれが2,000円で買えるというのはすごい。

まだなおには早すぎる部分も多いが、結構食いついていた。だいたい20分ぐらいは眺めていたと思う。とても全部は消化しきれない分量なので、小学生の間、少しずつでも使って行けたらよい。

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3 件のコメント:

ぴゅえる さんのコメント...

わあああああー。中身見ましたがこれはすごいですね。
192ページずっとこんなに素晴らしい内容が続いているんですか?これで2000円は価値がありますね。
英語わからないですが、絵を見ているだけでいろんなことがなんとなくわかるくらいわかりやすくて素晴らしい絵ですね。英語ダメな私でも眺めたくなります。なおパパさんがご自身に買われたというくらいだから内容も濃いんでしょうね。
我が家にはまだまだずーっと早いのはわかっていてもほしくなります。

リサ さんのコメント...

子どもが自分で学びたいことを見つけて探して学んでいける・・・・私にとっても理想ですが、本当にそう仕向ける(?)のは難しい!!と行き詰っています^^;


「好奇心旺盛に!」と子どもに言ったって、私自身がなにもかもに好奇心旺盛なわけでもなく、なんでも体験してみよう!というタイプじゃないのでそりゃ無理ですよね~。


図鑑・事典類を充実させることは本好きの私にもぴったりだし、できそうなのでさっそく、ご紹介の本チェックしてみます^^

なおぱぱ さんのコメント...

>ぴゅえるさん

大人になると「確かに!」と納得できる視点なんですが、こういった視点で世界の国々を見られると、頭の柔らかい人間になってくれるんじゃないかな、と思います。

DKらしく、デザインも素晴らしくて、それも魅力ですよね。また、遊び場などでお見せしたいと思います。重いですけど(笑)

>リサさん

そうなんですよね~。すべての子どもが必ずしも好奇心・探究心あふれるというわけでもないと思います。

やっぱり持って生まれた性分というのはあると思うんですよね。

でもまあ、子どもの興味の向く方向を見ながら、できるだけ自発的な活動を導き出すような教育がいいなあ、と思いつつ、それが無理なら、夏休みの自由研究なんかを頑張らせる程度にしておきます。