2013年1月27日日曜日

やはり夢はハーバード?なおの進路について考えてみる:その2

さて、現実的な話をすれば、本人の資質を見ながらなるようにしかならない、としか言えない。

一方で、ちょっと妄想メインで語ってみると、どうなるだろうか。

やはり理想は、ハーバードやスタンフォード!アメリカの名門大学だろうか。

ハーバードに子どもを入れたい、という保護者の方に参考になるのが、「ぴさん英語」で紹介されていた「第一回 ハーバード大学1年生廣津留すみれさん「大分の公立高校で過ごし、高1まで海外に出たことがありませんでした!」という記事。

さりげなく、こんなことが書いてある。
学校の成績、課外活動、エッセイが重要視されます。私は、大分県立大分上野丘高校の東大クラスで日本の大学受験対策の勉強をこなしながら、課外活動として、3歳から続けているバイオリンで高1の時に国際コンクールに出場して優勝し、高2の春にはカーネギーホールで演奏しました。
そう、ハーバードクラスになると恐ろしいのは、単に学力で卓越しているだけでは十分ではなく、なんらかの「課外活動」が重要になってくるということ。この女の子の場合は、バイオリンで国際コンクールでの優勝!

我が家の場合、正直、万が一、学力が足りたとしても、この水準の「課外活動」の実績を残すのは不可能だろう。

以前、「エチカの鏡」が話題になったときに、すべての学生がハーバードでは授業料無料なんてあり得ない、と書いた。、実際には保護者の収入に応じて学費がスライド制になっていて、親の収入が低い場合には本当に無料になるようだ。

なおの話に戻ると、一応、進学先として想定しているのは、日本の大学だが、家計的に可能なようなら、そして本人が望むなら、アメリカもしくは他の海外の大学というのもありだと思っている。

海外の大学に子どもを送る場合、障害の一つが費用だ。アメリカの大学の学費は数年前と比べてもすごく高騰しているが、州立大学の場合、年間の学費が150万円ぐらいで済むところが多い。生活費(寮費)なども含めて、300万円というところだろうか。

これを4年間となると最低1,200万円!まあ、日本の私立大学で一人暮らしさせる場合にもこれぐらいはかかるだろうが、なかなか出せる金額ではない。

ちなみにこんなお金はない!という場合、どうするか。

まずは自宅から通える範囲の大学に通ってもらう。その上で、大学から提携している海外の大学に交換留学という形式をとって1年海外に行くのが一番リーズナブルだ。

交換留学の場合、ほとんどの場合、在籍している日本の大学に学費を払い続け、訪問先の大学の学費を払う必要がない。これは、学費が高騰しているアメリカに行く場合などには非常に重要だ。そうすれば、生活費のみで済む。また、交換留学は狭き門だが、奨学金が出ることも多々あり、これで生活費がカバーできるかもしれない。

重要なのは、学内の選考をくぐり抜けること。いろいろなパターンがあるが、TOEFLなどの試験の得点や大学での成績が重視される。親子英語家庭で、高度な英語力を入学前から身につけておけば非常に有利なはず。

交換留学だとだいたい1年間ということが多いが、より本格的なプログラムとして、「デュアル・ディグリー」(もしくはダブル・デグリー)と呼ばれるものもある。これは日本の大学に通いながら、2年程度海外の大学にも通い、日本と海外、両方の大学の卒業資格を得るというもの。

たとえば、国際教養大学では2年間ウィノナ大学に行くことにより、計4年間で両方の学位を取得できるそうだ。他にもいくつもの私立大学で似たような制度がある。

こうしたプログラムは常時変更の可能性があるので、なおが大学進学の年齢となる12年後にどうなっているかわからず、また現在では学部も限られているので、なおが学ぶ分野で可能かどうかもわからないが、限られた予算で国際的な教育を受けるには非常に有力な手段だと思う。

まあ、一応このあたりは親の夢物語だが、こうした可能性の実現のためには英語力が不可欠となる。それに、大学入試の際にも英語は大きな助けになるはずだ。

***

昨日はサタデースクールの日で朝から出かけ、午後はそのままアイススケートへ。なおにとっては初めてのスケートで、最初は立つのもおぼつかなかったが、最後には一応ちょこまかと走れるようになっていた。まだまだ、「滑る」までにはいかないが、何度も行けば変わってくるだろう。

最近、読み聞かせや本読み関係の取り組みがサボり気味で、土曜日はやらず。一応、英語や算数のワークで文章を読むので、読みの練習がゼロではないが、本当はもう少し力をいれたいところだ。

絵本・本のたぐいは相当ストックがたまっているので、これを処理しないと新しい本に手を出せない。が、本を買わないと取り組みのやる気がでない。困ったものだ(笑)



一時期喜んで見ていた、"Sid the Science Kid"、しばらく見なくなっていたのだが、親子英語仲間のNoryさんの車の中でみんなと一緒に見たところ、また見たくなったらしく、リクエストがかかった。

Sid the Science Kid: Change Happens [DVD] [Import]
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いろいろなところでお勧めされているので今更ではあるが、はっきりとわかりやすく、それでいてナチュラルな英語、科学的な内容、それでいて幼稚園児にわかりやすい内容、と3~5歳には最高のアニメだと思う。

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3 件のコメント:

Yuzyママ さんのコメント...

勤務先の大学にも毎年インターンとしてアイビーリーグの学生たちが数名やってくるのですが、いつも思うのが彼らの視野の広さ。学問だけではなく、今後どのように自分が社会貢献できるかなど、10代の頃から真剣に考えているところに感心させられっぱなしです。精神年齢で比べたら、確実に彼らの方が上でしょう^^;

我が家ももし娘がアメリカの大学を選択したいと言ったら・・・。奨学金頼りということでしょうか(笑)。

日本の大学から交換留学も魅力的ですが、日本の受験勉強に勝ち抜き、さらにTOEFLとなると・・・。やっぱり親子英語はこつこつ進めた方が有利になりそうですね^^;

ぼさん さんのコメント...

本気でハーバードを目指しているわけではありませんが、今は「5歳から始めるハーバード留学準備」を読んでいます。
なかなか興味深いです。
最終的には子供の資質によるのでしょうけど、国際的な視野は、親の影響力で小さいうちに身につけさせたいなぁ…なんて、ぼんやり考えています。

なおぱぱ さんのコメント...

>Yuzyママさん

アイビーリーグだから、というのもあると思いますが、わざわざ日本に研修にやるような人たちですから、意識は高いでしょうね。

社会との関わりと早い時期から意識させる、というのはアメリカ的な価値観だと思います。

私の予想では、英語で本を読み、テレビを見ていれば、TOEFLは自然と高得点になると思います。受験英語の方は何もしなくても、というわけにはいきませんが。あれは国語力も大きいので。

一応、海外留学の可能性は考えつついこうと思います。

>ぼさん

まあ、ハーバード入学で求められる条件は、アメリカの大学を受けるならどこでも求められるものですから、そういう意味でも無駄になることはないと思います。

本気でハーバード、という場合、「課外活動」をどうするか、が一番のネックになりそうな(^^; 芸術かスポーツか科学か。どちらにせよ、狙っても無理そうです。

国際的な視野、日本的な発想にこだわらない思考は身につけさせたいですね。