2010年9月8日水曜日

ORT封印ナイナイ大作戦完了!?その顛末は…

我が家でOxford Reading Treeのステージ1~3を導入したのはおよそ1年前。初日は、これ大丈夫なのかな、という反応だったが、2,3日経つうちに、音源を何度も聞きたがり、音源を聞きながらリピートするようになった。なおがとても面白いと感じているのがよく分かり、はっきりと発音が良くなるのも確認できた、すばらしい教材だった。

雪崩のように一気にステージ1~3をやり、勢い勇んでステージ4・5のセットも購入した。だが、届いたセットを開けてみて、唸ってしまった。む、難しい。英語のレベルが、ではなく、内容が難しい。ステージ4・5は5、6歳向けなので、幼稚園のイベントなどが良く出てくるし、オチも未就園児には分からないかな、と思われるものが多かった。

そこで色々考えた結果、考えついたのが、その名も「ORT封印ナイナイ大作戦」。

1年ぐらい経てば、なんとかステージ4・5が楽しめるだろう。それまで寝かせておこう。そうだ、どうせならステージ1~3もしまっておこう。きっと1年ぐらい経てば、中身を全部忘れるに違いない。そのとき全部出したらどんな顔をするだろうか。本当に忘れているかな?

こんな発想で、我ながらあまりしっかりした計画に基づくものではなく、単なる思いつきだ。

ステージ1~3も去年の11月に入る頃には、新しく届いた絵本に埋もれてだいぶ利用頻度も下がっていたので、そのまま箱に入れてしまっても、なおは何も気がつかなかった。

そしてとうとう満を持してステージ4を三日前投入した!。

まずは、Stage 4 Storiesを開封。ステージ4からはコアとなる絵本パックがあり、"Stories"と呼ばれ、番号がついている。番号順に読まないと展開が分かりづらい。

これ見たことある!とかなんかそういう反応なしに淡々とCDの朗読を聞いた…。一応、「キッパー覚えている?」と聞くと、「うん」とのこと。それだけのクールな反応…。

一気に6冊、一緒に朗読を聞きながらストーリーを追った。最後には謎の鍵が!

だが、ここでStage 4の展開終了(^^; もったいぶって、なおに「謎の鍵だね。どうなるのかな」とか盛り上げておいて、「どうなるの?」と聞かれても「さあ」としか答えられない…。

自分の性格的に我慢できないので、一昨日、昨日、とMore Stories A、More Stories Bを開封してみた。More Stories AもCDの朗読を聞いてみたが、どうも淡々とページが進んでしまうので盛り上がらないし、なおに細かいところを伝えることもできない。More Stories Bからはこちらが読み聞かせる形式にしてみた。

ステージ4からは話の展開が濃いので、流れるようにページをめくりながら朗読を聞いてもしっかり理解できないシーンがありそうだ。発音の問題はあるにせよ、親が読み聞かせる方が良い。その後で、なんとかCDの朗読を聞く方向に誘導できないか試して見よう。

気になる反応だが、More Stories Bの反応が良かった。親が読み聞かせながら、タイミングを見てページをめくるのが良いのか、それともキッパーたちのお話だからか(More Stories Aでは、友人たちが中心になる)。

このまま、しばらくは毎日1パック開けていく。ステージ5まで全部終わったら、万全のタイミングでDVDセット"MAGIC KEY"を開けて、親子で一緒に楽しむ予定。

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ORT、本来はこんな風にお楽しみ絵本として一気に読破するようなものではないと思う(ステージ4は1パック3,453円!)。ただ、うちの子は暗誦しない、リピートしない、自分で読むのも気が向いたときしかしない、というないないづくしなので、こんな使い方になっている。

数回読んでおしまい、ではもったいないが、この後、「第二期ORT封印ナイナイ大作戦」を計画している。最終的に年中さんになった時には、もう一度出してきて、Teaching Guideにある質問などをフル動員、かつ自分読みにも挑戦してもらって、ステージ1~5を完全に活用するつもりだ。

出版元、オックスフォード出版によれば、ステージ1~3は4~5歳、ステージ4~5は5~6歳に対応する。なおはちょっと幼いぐらいなので、年齢の上限にかかっていればいいや、ぐらいのつもりでいく。完全に英語での質問・応答の場合、ステージ1~3をたとえ小学生でやってもそう違和感はない。

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"MAGIC KEY"というのは、ORTの登場人物たちが活躍するアニメシリーズで、英国アマゾンで買える。ずっと品切れ状態が続くも時々発送される、という状態だったのだが、現在は注文できない状態だ。

26話分364分収録、というボリュームだが、本来は日本円換算で1,500円ぐらいの商品。オークションで高値で購入するのはちょっともったいない気もする。どーんと再販してくれないものか。

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おかげさまで私の風邪も、完治とまではいかないが、普通に起き上がれるようになった。たまった仕事を片付けないと…。

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2 件のコメント:

Nory さんのコメント...

うちの娘は4歳の誕生日からORTの読み聞かせを始めました。フォニックスのShort vowelsのみ知ってる状態だったけど、秘かにORTをきっかけに絵本を読むことへの移行を狙ってました。

最初は自然と暗唱し、そのうちフォニックスでおぼえた音と単語の文字が結びついてきたのか少しずつ文字を追うようになりました。

これは行ける!と思って次々とORTを購入。More Stories A,Bも含め3ヶ月でStage3ぐらいまで必死に毎日読み聞かせ続けました。
そして3ヶ月を過ぎたぐらいから暗唱でもなく自然と文字が読めるようになっていきました。特殊な音はその都度教えていたら何回か目には覚えて、例えば「gh has no sound?」とか確認しながら読んでました。

それから1年以上経った今、かなり本が読めるようになりだいたい一日500~1000文字程度の読書をしています。今日は「Froggy learns to swim」を初見で読めました。(ちょっと読めない単語はありましたけどね。)

だからORTは娘だけでなく私にとっても大事な本になりました。今はStage7まで読んだところでちょっと難しいかなと思いお休みしています。私も先月から封印ナイナイ作戦です^^2,3ヶ月お休みしてから次のStage8を買う予定なのでその時に封印解除する予定です。

ところでそのDVDとっても気になります!私も是非とも手に入れたいのでこれから頻繁にチェックしてみます!

なおぱぱ さんのコメント...

Noryさんこんにちは。
ORTを丁寧に使っていかれたのですね。見習わねば(^^; きちんと自力で読書できるところまでもっていくと、後が安心ですね。

うちでも、しばらくしたら、ステージ1~3の封印も解くつもりなので、そのときにはどれだけ自力で読めるか、試して見ようと思っています。

MAGIC KEYのDVD、もし入手ご希望なら、イギリスのアマゾン経由で、Market Placeで中古ででも買えるうちに買っておいた方がいいかもしれません。