2010年8月21日土曜日

8月の英語絵本:Young Puzzle Adventures

2週間ほど前に発見していいな、と思って注文したパズル本が届いた。スザナ・レイの"Puzzle World"を買って以来(つい3週間ほど前だが)、パズル本に目覚めた我々二人、あれからブックオフで100円で日本語のパズル本を買ったり、昔買ってきた"Scholastic Reader"シリーズの"I SPY"のペーパーバックをひっぱりだしてきてきたりしていた(なんと買ったのは一年前!)。

あらためて感じるのは、難しすぎてはつまらない、ということ。私自身、あまりミッケが得意ではないので、極端に難しいものは根気が続かない。

ちなみに、一年前は全然できなかった"I SPY"、今はできるようになっていた!まあ、レベル1だからできて当然なのだが。

今回届いたこの本、表紙だけみるとわからないのだが、サイズがA5ぐらいで、ちょっと小型の本になっている(アマゾンにはちゃんとサイズの情報が載っている)。そして、注文した2週間ほど前には763円だったのに、今は644円!なんか、妙に悔しい。

Usborne Young Puzzle Adventures (Usborne young puzzles)Usborne Young Puzzle Adventures (Usborne young puzzles)



前回の"Puzzle World"の方はA4ぐらいのサイズで、びっしりと描き込まれた絵を見て楽しみ、アクティビティを何度も楽しむ、というまさにパズル本の王道のような本だった。

こちらは、サイズが小さいのであれ、っと思ったが、実は絵本+パズル要素のような内容だった。4冊、それぞれ作者・イラストレーターがばらばらだが、コンセプトは一緒。スザナ・レイ(作者)とブレンダ・ホー(挿絵)のコンビの本も1冊ある。



多少ばらつきはあるが、各ページこんな感じで数行の文章がある。これは3歳児ではきついだろうと思う。場合によっては、1ページ20行以上!ちょっとしたチャプターブック並?もちろん、各ページにはパズル・クイズ要素があるが、こちらは割と単純な内容だ。なおはほぼすべて一発で答えを出せた。

形式はさまざまで、迷路もちょっとあるが、文章を読んだ上で絵を見て答えを考えるものが多い。たとえば、「誰も周りにいないのに、『泥だらけの靴で踏まないでくれよ!』と声がした。いったいだれだろう?」というようなもの(答えは、モリーが載っているカーペット)。または、「雲の入っている瓶を探しましょう」とか、4歳のなおでもできるものばかり。

1ページあたりの文章が多いので、ときどき、飽きていないか確認しながら進めた。読んだのは、この"Molly's Magic Carpet"。

写真のページのクイズでは、"Cloudworld, Sppokville, Topsy-turvydom, Monsterland, One Mountain Island"がそれぞれどれか、絵を見て探す、というもの。"Topsy-turvy"なんて私が初めてここで知ったぐらいなのでわからなかったが、他はすぐになおにもわかったようだった。

入っている4つの話のうち、まず1冊だけを読んだのだが、結構長いものの、きちんと最後まで聞くことができたし、とても楽しめた(なおも私も)。

思っていたような、絵を中心とした大型のパズル本ではなかったが、むしろこの方が良かった。まず、内容が結構面白い。このあたりは個人的な好みもあると思うが、きちんと物語として成り立っているし、登場人物に喜怒哀楽があって、感情移入できる。

そして、パズル・クイズ要素が挟まっていることで、読み聞かせにメリハリがつけられる。各ページの文章、長いものもあるので、これをだらだら読んでいたら、うまく続かなかったかもしれない。また、パズルができるかどうか、で文章がわかっているかどうかのチェックも多少できる。絵だけ見て、私が読んでいるのは聞いていないのでは、という心配がない。

なにより、自信がついた!32ページというのはなおにとっては長尺だが、興味さえ持てれば最初から最後まで注意力を持続させて聞けることがわかった。

パズル本というよりは、絵本とチャプターブックの橋渡しのような役割を果たすのではないかと思う。読み聞かせにせよ、自力読みにせよ、読書の体力を鍛えるのに役立ちそうだ。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

0 件のコメント: