2010年4月10日土曜日

トホホな日本語

高度に発達した、大人のバイリンガルの場合、2言語間の切り替えは非常に自然に無意識に行われるらしい。

なおの場合、バイリンガルと呼ぶには遙かに幼稚な段階で、なかなかに苦労しているのがわかる。日本語の発達がちょっと遅れぎみだったのだが、10ヶ月ほど前に「まあ日本語は今これぐらいで大丈夫だろう」と判断して、英語育児を始めた。これは、厳密に検証しようとしても無理だが、おそらく英語を導入したせいで、日本語が多少遅れたのかどうか、というのは本当に難しい。

別に英語のプリスクールに行っているわけでもないし、私が英語で話しかけているのは平日の朝の出勤前と帰宅以降、それに週末で、限定されているし、それにビデオが一日1時間半程度なので、これで日本語の発達が妨げられる、というのはなさそうだ。

一方で、極端な英語の発話頻度をみていると、英語の発話が急速に伸びたので、日本語がおろそかになる、というのはあるのかもしれない。

日本語の伸びが悪い、というのはあくまで、私の個人的感想だ。「もし英語育児をやらなかったら」というのは試しようがないので、わからない。他の英語育児のブログを見ていると、結局、発達の早い子は日本語も英語も早く、遅い子はどちらも遅いような気がしてならない。

現時点では、なおの情緒も安定しているし、幼稚園の試し保育などでも活き活きと遊んでおり、プレ保育でも問題ないと太鼓判を押してもらっているほどなので、情操面での悪影響はなさそうだし、日本語もそのうち、と思っているので、別に英語育児を始めたことを後悔してはいない。

ただし、どうやって日本語を伸ばしていくかは今後の課題だ。なおままに丸投げにしてしまうのも良くないかな、と思いつつ、私の限られた時間は英語に使いたいという気もする。

***

なおままがなるべく日本語で通そうとしているので、なおもそれなりにがんばるらしいのだが、ときどきちぐはぐだ。なおままと二人のときに、お菓子を出して「どっちがいい?」と聞いたときのこと。例によって"I want this.ほにゃらら"と言い始めたので、「なお、日本語でね」とママが言ったところ、なおは「これ、I want it よ、にほんごで」と言ったそうだ。

いや、違うから、それ!(笑)

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突貫工事で始まったなおのトイレトレ、成功したり、失敗したりを繰り返しながらも、それなりに進んでいる。気がついたらもう月曜日は入園日。最初は午前中だけのようなので、それで大失敗しないことを祈ろう。

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2 件のコメント:

りゅうママ さんのコメント...

すみません、爆笑でした・・(^^)
可愛い。

うちもね、ものすごく遅かったんですよ、話すのが・・・。
3歳までは様子を見ようと思っていたら2歳半ぐらいからどっちもドバーっと話し始めました。

うちは前も言いましたが大半を保育所で日本語で過ごしていたので、日本語より英語が出来て困るってことは一回もなかったんですよね~。
家以外で英語も話すことなかったから、困ったシチュエーションになることもなくて。

ある意味、ちょっとうらやましいですよ~(笑)

なおぱぱ さんのコメント...

正直、どこでもかなりじろじろ見られるので、あまりうらやましいって感じじゃないですよ、実際のところ(笑)

その上、別にネイティブ並というわけでもありませんし。

まあ、あと1,2年は様子を見ても大丈夫だろうと思っています。

奥さんは聞かれるたびに「旦那の趣味です!」と言い切ってしのいでいるそうです。